旅先ではベルリンにも行ったのである。
ベルリンと言っても、ベルリンの壁しか知らない。
ガイドブックなんか糞の役にも立たないという主義なので、予備知識ゼロである。
しかしそこは慣れたもの、あの有名な、カップヌードルのCMに出てきていた門を勘だけで探し当てた。
Brandenburger Tor;ブランデンブルク門というらしいな、うむ。

遠き祖国を想うソ連兵だろうか。
にこやかにポーズをとってくれるナイスガイだ。
因みに2ユーロ払えば一緒に写真を撮ってくれる。
他にも別のソ連兵がソ連や東独やUSAやフランスのビザ判子をポストカードにベタベタ押したものが2ユーロ。
思わず買ってしまった。いい商売だ。
日本でも原爆ドームや靖国神社で三八式歩兵銃を持って国民服きてゲートル巻いて突っ立ってれば良い商売になるんじゃなかろうか。
鬼畜米英と書いたスタンプを押した日の丸絵葉書を外人に売りつけてやれば大喜びだ。
韓国人辺りには一億総懺悔とか書いてやればいいんじゃないかな。
写真には写ってないが、この日は何故か青ジャケットを着た中国人が大量にいて、「天滅中共!」などと書いた横断幕を拡げて何やら活動していた。
中共の拷問被害の写真が山ほど展示されていたり。
どうやら法輪功関係のようであった。
まあ思うところは色々あるがここでは言うまい。
門をくぐり、右手に抜けるとReichtstag、ドイツ国会議事堂がある。
日本の国会議事堂のような大仰な囲いはなく、建物には簡単にタッチできる
これが国会かしらと思うようなアッサリ感。
眼前には旧東ベルリンの荒涼たる芝生がただただ広がるばかりである。
中にも簡単に入れるようだったが、余りに長い行列だったので諦めた。
他にもこれは有名な建物のにおいがする、とピンとくるものがあるものがいくらかあったが、結局なんだったのか分からない。
今度調べてみよう。
ああ、あとサウナにも入ったりしたのだよ、うむ。
ドイツサウナは気持ちよいぞ。
何やかんやで日曜にエッセンに帰ってきたのである。
東西ドイツの現状を少し目の当たりにした旅であった。
帰りのICEでは俺の予約席に何故かウサギが座っていた。
畜生ごときが文明の利器を使おうなどとはふてえ話だ。